はるみの「ちょっとひと言」

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はるみ知事エッセー[No.37]

農家の皆さんに勇気付けられて

 本格的な夏がやって来たというのに、今年の7月は、いったいどうしたというのでしょう。すっきりしない日が続いていたと思っていたら、低温、多雨、日照不足と、どれをとっても記録的な状況です。
 特に、例年に比べ7月の降水量が3倍にもなった地域も出ています。

 長雨や低温の影響は、道内の農作物にも深刻な影響が出てきており、生育の遅れや病害の発生が心配されています。

 先日来、行事の合間を縫いながら行く先々で、作況調査のため、各地の圃場を視察しました。
 農家の皆さんが丹精込めて育ててこられた小麦や小豆、ビートなどの野菜が、倒伏したり半ば水に浸かってしまっているのを見て、本当に悲しくなりました。

 農作物だけではありません。天候不順により、コンブにも影響で出ているようです。
 養殖コンブにとって日照不足は実入り不足となり、例年の3倍もの降水量は海水の塩分低下による病気を引き起こし、品質低下が懸念されています。

写真:十勝支庁管内にて作況状況視察(8月9日) どれもみんな、北海道が自慢する農産物であり、海産物です。
 いくらままならない天気のこととはいえ、本当に何とかしてくださいと天に祈るような気持ちです。

 でも、祈ってばかりではいられません。現場の職員には、農家の皆さんと連携して営農指導に努めるよう指示をしました。
 現地で説明してくれた農家の皆さんも、これからの天候回復を信じ、何とか収穫作業の遅れを取り戻そうと必死だとおっしゃっていました。
 そうした農家の皆さんの頑張る姿に、私の方が勇気付けられました。

 帰路の車中、農家の皆さんの頑張っているお顔を思い出しながら、この秋には、きっとまた、美味しい新鮮な食材が食卓を賑わしてくれるだろうと願って止みませんでした。

(平成21年8月12日)

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