はるみの「ちょっとひと言」

ホーム > はるみの「ちょっとひと言」 > No.45 私の決断とその経緯

はるみ知事エッセー[No.45]

私の決断とその経緯

 新しい年を迎え、皆様いかがお過ごしでしょうか。
 正月三が日も今日まで。明日からまた知事として東奔西走する日々となりますので、本日、皆様に私の決断とその経緯をお伝えしたいと思います。

写真:<語る!「北海道価値」> 北海道の屋台骨を揺るがす問題が相次いだこの一年、その解決に全力を挙げることこそ私の責務と心に決め、その対応に専心しつつも、その合間を縫って多くの皆様のご意見も伺いながら、熟慮を重ねてまいりました。

 そうした中いつしか年も改まり、私の任期も残すところ3か月あまり。この年末年始に漸く、この8年を一人見つめ直し、皆様の思いに重ね合わせる時間をとることができました。

 私の心の中にある全てのものを眼前に広げてみたとき、明鏡止水、最早私には一片の迷いも浮かびませんでした。
 「皆様とともに、知事として新生北海道づくりを続けたい」。
 私は、次期知事選挙に再度挑戦させていただくことを決意しました。

 決意に至る私の中で、「北海道に住んでいることが国内外の人々からの憧れとなるような北海道を創りたい。そのために全身全霊を捧げたい」との8年前のたぎる思い、また、走り続ける8年間の中で着実に見えてきた成果や芽吹き・・・様々な出来事が走馬燈のように駆けめぐりました。

 その一方で、百年に一度の世界同時不況に伴う景気後退や、国公共事業予算の大幅削減、TPP、北方領土を巡る情勢の急変など、北海道はかつて経験したことのない大きな変化に直面していることに思いが至り、胸が痛みました。

 そうした中で、全道各地を駆け回り数え切れないほど多くの皆様の声をお聴きしてきた私の心に、常に決まって思い浮かぶのは、我が国の経済環境や基本政策が大きく変化する中、経営環境悪化を訴える企業の皆様、求職に悩む若年層の皆さん、高齢の方、ご病気がちの方々、そうした皆様の切実な声が随分と募ってきているという「実感」でした。

 この8年間誰よりも全道を回り、実情を教えていただいた私が、今一度先頭に立たなければならないのではないか。そうした強い思い、責任感が全身にみなぎってまいりました。この1か月あまり、胆振管内の首長さんたちをはじめ、全道各地の皆様からいただいた力強いご期待の声、ご声援も私の心を温かくし、試練に挑む勇気を与えてくれました。

 いま、私の心の中では、この8年の蓄積や皆様の一つひとつの思いが伏流水となって流れ出し、いくつかの構想は既にこんこんとわき上がり始めています。

写真:若者の熱気に言葉にも力が! 北海道の元気も、私のエネルギーも、その源泉は地域にしかない。地域に徹底してこだわって北海道の新たな成長を生み出したい。

 サミットをはじめ、これまでの積極的な海外発信を通じて、北海道はかつてないほどプレゼンスが高まっている。
 世界の中に位置付けてこそ輝く北海道をさらに力強く発信していきたい。

 これまでの延長線上の3期目とすることなく、攻めの道政で新たな時代のステージを目指したい・・・などなど。
 数え上げれば切りがありません。

 まだまだ、思い先行の面もありますが、これから多くの方々のご意見もお聴きしながら、北海道に対する私の熱い思いをしっかりと形にして、皆様と共有してまいりたいと考えております。
 どうかよろしくお願いいたします。

(平成23年01月03日)

このページの先頭へ