はるみの「ちょっとひと言」

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はるみ知事エッセー[No.46]

私の心の中の「マザーズ・ぽけっと」を探して

 春まだ遠い北海道。それでも2月の声を聞くと陽射しに「あれっ」と思うほどの暖かさを感じる今日この頃です。
 皆様、お変わりございませんか。

 日々時間に追われながらも、新たな挑戦への気持ちが高まってきています。8年の取組を振り返り、次への構想を練っていると、その一つ一つに皆様の笑顔や声がオーバーラップしてきます。

 中でもこれまで蒔いた種から大きな花が咲いていることを知ったときの嬉しさは何ものにもかえられないものであり、大きな励みとなります。

 昨年暮れ、男爵いもで有名な今金町に伺いました。今年度「ほっかいどう子育て応援大賞」受賞された、ブックスタートのフォローアップ事業としての読み聞かせ活動等を展開する「マザーズ・ぽけっと」の皆様にお会いするためです。

 当日は創作された「だいすき!だんしゃくくん」の特製・特大絵本を、今金小学校で子ども達と一緒に見られるとのこと。わくわくして馳せ参じました。

 授業や給食に迷惑をかけないよう、お昼ごはんも済んだ頃にそっと伺ったのですが、

「なまちじだー」

の大歓声。「生の知事」という意味が分かって大笑いです。

 子ども達にまじって楽しく拝見するだけの心積もりだったのですが、何と私には「牛」の大役が割り振られていました。大喜びで飛び入り参加です。

 子ども達の方を振り返るときらきら輝く笑顔が並んでいます。
 私の大好きな馬鈴薯の花が咲き誇る初夏の丘のようです。

 集まってくれたのは3年生、8・9歳の年ごろです。知事に就任した8年前、皆様と始めたブックスタート。子ども達はまさにその1期生くらいではないでしょうか。

 熱心に絵本を目で追う子ども達は、本に親しむという大きな宝ものを手に入れています。種から大きな花が咲きました。

 将来はマザーズ・ぽけっとの皆さんのように、あるいは親御さんとして子ども達に本を読み聞かせているかも知れませんね。

 このように5年、10年、そして100年後に、ここにしかない大きな花を咲かせられるような、そして宝ものを次の世代へとしっかりと引き継いでいけるような、そうした政策をつくってみたいと今一生懸命知恵をしぼっています。
 私の心の中の「マザーズ・ぽけっと」を手探りしているところです。

 今金小のみんな、マザーズ・ぽけっとの、そして今金町の皆様、楽しい時間を本当にありがとうございました。

(平成23年02月21日)

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