はるみの「ちょっとひと言」

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はるみ知事エッセー[No.47]

オール北海道で力を合わせて

 この度の東北地方太平洋沖地震で犠牲となった多くの方々のご冥福を衷心よりお祈り申し上げますとともに、被災された皆様のご心中、ご苦労を拝察し、心よりお見舞い申し上げます。

 また、今なお余震が続く中、危険も顧みず、被災者の救出や災害復旧、原子力発電所の事故対応に昼夜を分かたず懸命に活動されている皆様に深く敬意を表します。

写真:東北地方太平洋沖地震による被害状況の現地視察 道内各地域の漁業被害の復旧・復興と安全・安心の確保、道外被災者の皆様への支援活動の陣頭指揮に全力で取り組んでいます。

 私たちにとって東北の地は、近隣ということだけではなく、強い絆と縁で結ばれた心のふるさとでもあり、厳しい寒さの中で多くの方々が、食料や水、燃料などの不足によって極めて厳しい避難生活を余儀なくされていることに、たくさんの道民の皆様が心を痛めておられると思います。

 国を挙げての救援活動が本格化しつつありますが、今なお被害の全容が把握できない程、かつて経験したことない広範で深刻な大震災からの復興への道程は決して平坦なものではないと思います。

 我が国の経済社会全体を揺るがす未曾有の危機の最中にあって、私たち一人ひとりがこの状況を自らのことと受け止め、東北の被災者の方々とともに互いを思いやり、支え合う復旧・復興の道を歩んでいくことが必要ではないでしょうか。

 かつて北海道南西沖地震や有珠山噴火など本道が深刻な災害に見舞われた際に支援していただいた大恩に今こそ報いなければ、そう思いを定め、これまで消防や医療、原子力防災関連の支援、生活物資輸送などに取り組み、取り急ぎ2隻の船をチャーターし、トラックにてガソリン・灯油、食料や水、毛布など救援物資の緊急輸送、関係職員の派遣を実施いたしました。

 この間の道民の皆様の力強いご支援には心から御礼を申し上げます。被災者の方々の窮状を心配する多くの皆様からの支援の申し出には胸が熱くなります。
食料も水も、落ち着いた暮らしを営むための住まいも、広大な本道ならでは、しっかりとご支援できる可能性があるはずです。オール北海道で力を合わせ、被災者の方々と辛苦を分かち合っていきましょう。

 道では、道外被災県緊急支援対策本部を立ち上げ、道民の皆様の厚意をお届けする体制を整えており、更なる救援物資の輸送や職員の派遣、被災者の方々の受け入れなど出来る限りのご協力、ご支援をさせていただく決意です。

 被災地で奮闘しておられる自衛隊や消防、警察等の皆様、そしてボランティアの方々、疲労も蓄積し、ご心労も絶えないことと存じます。くれぐれもお体にご留意されながら、ご尽力いただきますよう心より祈念申し上げます。

(平成23年03月23日)

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