はるみの「ちょっとひと言」

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はるみ知事エッセー[No.55]

【ふるさとを想う気持ち】

写真:道庁赤レンガ前庭の花壇 北海道らしい爽やかな夏日よりが続いておりますが、皆さん、お変わりありませんか。

 このところの天候の影響もあるのか、知事室から見える道庁赤れんが前庭の花壇も一段と色鮮やかになってきました。なんとも言えないその可愛らしい花姿と優しい色合いに心も身体も癒されます。

 そんな赤レンガ前庭ですが、実は近くの保育園の子どもたちの散歩コースにもなっているのです。つい先ほども、花壇の周りで遊んでいる子どもたちの「うわ〜、綺麗!」「プリキュアの花壇(?)みたい!」なんて可愛らしい声が聞こえてきました。綺麗な花もそうですが、子どもたちの遊ぶ声を聞くと、とても心が和み癒されます。まさに「心のビタミン」ですね。

 皆さんも機会がありましたら、ぜひ赤れんがの花壇を見にいらしてください。

 先日、「北海道南西沖地震災害奥尻島二十周年追悼式」に参列するため、道南の奥尻島を訪問しました。この式典が開催されるのは、私も出席した「十周年追悼式」以来のことです。

 その際には、お母さんと妹さんを亡くされた若い女性の方がご遺族代表としてご挨拶されたのですが、その妹さんと私の次男が同じ年齢だったということもあり、お話を聞きながら涙が溢れて止まりませんでした。そのことをふと思い出しながら、犠牲になられた方々に哀悼の意を述べさせていただくとともに、祭壇に菊の花を添え、静かに祈りを捧げました。

写真:追悼式での献花の模様 思えば、北海道南西沖地震が発生した平成5年当時、私は通産省の職員として東京で働いておりました。そして、連日報じられる被災地の惨状、窮状にとても心を痛め、一刻も早い被災地の復興を日々お祈りしたことを、昨日のことのように思い出しします。

 式典の後には、地域の方々とお話する機会をいただいたのですが、その中のお一人が仰った「色々と苦労が絶えないが、ここ(奥尻)が好きだから、元気に頑張っていける!」という言葉が強く印象に残っております。

 この20年、ふるさとを愛する地元の皆さんの復興にかけた熱意と弛まぬご努力の積み重ねが町の再生につながり、ふるさとを想う強い気持ちが、地域をしっかりと支えているんだなとつくづく感じました。

 「ふるさとを想う気持ちこそ、地域を支える」−。フロンティアスピリットを持つ道民の皆さんにこの想いがある限り、北海道はもっともっと良くなっていくと確信しています。

 そのことを強く意識しながら、道民の皆さんと手を携えながら、オンリーワンの新生北海道づくりの歩みをより力強く確かなものにしていかなければならないとの決意を新たにしています。引き続き、力強いご支援をお願いします。

(平成25年07月16日)

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