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はるみ知事エッセー[No.71]

平成30年08月02日更新

【心に残る年に】

 このたびの西日本を中心とした記録的な豪雨により、犠牲になられた方々に深い哀悼の意を捧げますとともに、被災された方々、避難生活を余儀なくされている方々に心よりお見舞い申し上げます。
 道内においても各地で農業、道路など甚大な被害が発生し、今、復旧に向け対応を急いでいます。
 これからの季節は集中豪雨や台風のおそれがあります。何より命が大切です。
 皆さまには、気象台から出される情報などにくれぐれも留意され、万が一、避難に関する情報が発令された場合には、早めに避難をしていただくなど、ご自身の身を守る行動を切にお願いします。

 さて、北海道命名150年の記念すべき年、7月14日から8月26日までを「北海道150年ウィーク」と銘打って様々なイベントを展開。そのオープニングイベントでアイヌの儀式「カムイノミ」が披露されました。
 「カムイノミ」は、神々の護り(まもり)に感謝するとともに、人々の平和な暮らしが続くことを願う儀式。夏の強い日差しが照りつける中、美しいアイヌ文様の衣服や飾りを身につけた皆さんにより、150年記念行事の安全と成功へのお祈りが厳かに行われました。

 私も儀式に参加。「自然との共生は何より大切、その恵みを絶やさない知恵と愛情をアイヌの人々は持ち続けていた」との今は亡き萱野先生からのお言葉を改めてかみしめながら、祈らせていただきました。

 オープニングイベントでは、このほか、道庁東門前に昔懐かしい赤い丸型ポストが設置されました。見ての通り出で立ちがレトロでかわいらしいですね。思わずポストの頭をなでてしまいました。
 このポストに投函された手紙には、赤れんが庁舎の絵に北海道命名150年と添えられた記念スタンプが押されます。通信手段がIT化されていく中、時間をかけ心を込めて書かれた手紙が届くと嬉しいですよね。私もたまには離れて暮らす子ども達に暑中見舞いでも書いて、このポストに投函してみようかな。「何ごとかな?」と騒ぎにならなければ良いけれど。

 また、先週26日からは、150年を機に誘致した全国知事会が北海道にて開催され、46都府県の皆さんに本道の魅力をPR。「北海道」の名付け親である松浦武四郎のふるさと三重県とは、共同で観光プロモーションを展開する事業をスタートしました。そう言えば、松浦武四郎をモデルとしたNHKドラマ「永遠のニシパ」の撮影も今月から始まるとのこと。嵐の松本潤さんが武四郎役、アイヌの女性役に深田恭子さんと豪華なキャストで今から楽しみです。

 そして8月5日は、北海道命名150年の節目をお祝いする記念式典を盛大に開催します。
 この式典には、天皇皇后両陛下の御臨席を賜る予定で、両陛下のもと道民の皆さんと記念すべき年をお祝いできることは、この上ない慶びです。
 式典では「先人に学び、未来へつなぐ」をテーマに、青少年の誓い、アイヌ文化や地域の伝承芸能の紹介など、記念プログラムからは、タカアンドトシさんが登場し本道ゆかりの方のお祝いメッセージ披露や大黒摩季さんのライブ、さらに北海道の未来を展望する映像やトークなど、数多くのプログラムを用意しています。(詳しくは https://hokkaido150.jp/)
 この年を、特に未来を担う若い世代の方々の心に残る年にしたい。今、そうした強い思いで励んでいます。


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